上の2枚の写真は、いずれも2018年1月18日 撮影のもの。
エプロンに姿のなかったもう1機のマーク入りの機体は、LC-850 (Bu,No168850)であるが 三沢には飛来しており ネットでも公開されていた。番号として次に来るLC-851(Bu,No,168851)は、嘉手納で確認されているが 3月末時点ではテールレター”LC”のみの状態だようだ。
遠目での印象と拡大してみた虎のデザインには、大きな違いがある。黒い渕が太すぎる為、ヒゲに掛かった黒い部分が鼻に見えてしまうのが原因のようだ。
スキッパー以外は、グレーか黒のマーキングかと思っていたが なんとブルーでカバーするとはセンスが良い。LC-760(Bu,No,168760) この塗装がもう一機いるとの事であるが、エプロンには姿が無くフィリピン周辺に遠征している可能性が高い。
VP-8
Wings
VP-45のペリカン飛行隊に次いで、漸くVP-8”虎飛行隊”もP-8Aの配備を得て、嘉手納基地展開となった。2016年4月、VP-8にはP-8A配備されたばかりでは、マーキングの記入もされていないのではと思いつつ、仕事の都合もあって4月初旬の嘉手納行を計画してしまった。しかし何とか数機のP-8を撮影できたのでご紹介したい。南シナ海の岩礁を次々に埋め立てて 軍事基地化しようと野心を隠さない某国を牽制する為に、P-8Aは重要な役割を演じている。何もしなければ、確実に某国の軍事的な優位が確定し、自由な航行でさえできなくなるだろう事は中沙/西沙諸島の現状を見れば火を見るより明らかである。某国の覇権主義に歯止めをかける事が出来る唯一の戦力が米軍であるため、周辺諸国の期待も大きい。(2016年4月 記)
某国が南シナ海を荒らしまくっているため 南沙諸島などの偵察やデモンストレーションフライトなどP-8Aも忙しい。2016年4月12日 フィリピンクラークから帰還した”LC-757" この飛行隊 2015年P-8Aを受領してすぐ ロシアに近いバルチック海でNATOの演習に参加しており、ここでも周辺諸国の領海に侵入するロシア海軍への圧力をかけていた。南沙でも活躍を祈っている。 
2016年4月11日の午後 エプロンで確認された”LC-755" その後 格納庫に入ったままで私がいる間の3日間はフライトしていない。

2018年1月 嘉手納に.再び展開していたVP-8所属のP-8A

今回も虎のマーキングが入っているのは、LC-760とLC-759の2機だけであり、地元マニア諸氏の話によれば、マーキングされた機体はどの部隊も2−3機に限られるようになったとのこと。

各航空誌にも写真が掲載され有名になっているVP-8 スキッパー機の塗装。2016年4月12日 嘉手納にて撮影。
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